理性と意志

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道徳感、もうひとつは感情ではなく、理性と意志、いいかえれば、分別によってものごとをするという道徳についての考え。第一のほうは、人間のさまざまな行為の動機に関係する問題です。そして第二のほうはそれらの行為の結果に関係する問題です。例えば、「私はそんなつもりでしたのじゃない、だけど、こういうことになってしまった」というふうに、私たちはしばしばいいます。動機はよかったのですが、結果が悪かったというわけなのです。もちろん、動機は美しい感情から出ているし、結果も悪くないというぱあいは理想的です。けれども、しばしば、このふたつのもの、動機と結果はくいちがいやすいのです。美しい愛情にかられて夫婦生活をした、ところが、欲しいと思っていなかった子供を受胎してしまった1.これも動機と結果がくいちがったぱあいのひとつでありましょう。そこで、動機のほうも理性的であるとすれば、動機と結果がくいちがう場合は、それだけ少ないことになります。いまは子供の人数からいっても、あるいはまた母体の健康からいっても、経済生活の点から考えても子供を生むときではない、lこんなふうに考えることは、ちっとも道徳的に悪いことではありません。私は思慮分別をはたらかせて行動することが、普通の場合、道徳的なことだと考えています。どんなに美しい感情でも、無分別にその感情に押し流されることは、普通の場合、よいことではないと思います。素敵な結婚相手を、見つけても結婚後に問題は発生した場合、ここに書いてあるように意外と改善に手間がかかります。気を付けましょう。

参考:結婚相談所 比較